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新人講師と高校生のための高校リード問題集解答解説

カテゴリ: リード英語Ⅰ/まとめのテスト1


リード英語Ⅰの「まとめのテスト」を解答解説します。復習問題として、STEP1やSTEP2から問題をいくつか取り上げていきたいと思います。

リード英語Ⅰのまとめのテスト1は、以下の学習項目を含んでいます;

第3章/基本時制
第4章/完了形
第5章/助動詞
第6章/受動態

この項目に注意し、まとめのテストを解いていきます。どの問題がどの問題かに注意しながら解いていき、採点する時にはどの項目の問題が解けなかったのかに注意し、自分の弱点項目を考えてみます。弱点項目がわかったら、その項目を徹底復習します。
そしてその復習が終わったら、もう一度まとめのテストを解きます。


さてその内容をざっと見て行きますと;
第3章では、高校英語として、いくつかの未来表現(未来形の代用)と未来進行形が入って来ます。
第4章では過去完了を初めて学習します。
第5章では、wouldやshouldの用法とその他の助動詞、それから助動詞+完了形(have+過去分詞)の形が入ってきます。
第6章は、助動詞+受動態の形、群動詞と受動態の慣用表現がメインと言えます。

中学英語の基本を踏まえて学習しましょう。



それではまとめのテスト1の問2の解答解説に入ります。
問2は与えられた動詞を文中で適切な形に変える問題。時制、受動態の問題です。
時制の問題は、大抵必ず時間を示す決め手の語句がありますので、それを見つけながら解きましょう。
日本文が付けられていないので自分で日本語訳を考えて解きます。全部で5問。

【問1の解き方・考え方】
1)ago に着目する。~agoとあれば、主語の動詞の形は決まっている。
2)since 1996に着目。時間の継続を示すsinceなので時制は決まってくる。
3)疑問詞のある受動態の文。
4)as soon as以下が時を示す。主節Let's go shoppingは未来に起こる事、そうなるとas soon as~の文の動詞は現在か未来か。
5)第1文の意味を考える。第2文のlast nightとの時制のズレと日本語の意味に注意。


解答
1) saw  「数年前私は京都で旧友と会った」
2) have known  「ジョンとメアリは1996年からの知り合いです」
3) broken 「この窓は誰によって割られましたか(→誰がこの窓を割りましたか)」
4) comes  「ケイトが帰宅次第買物に行こう」
主節の動詞が未来でも、時の接続詞のある文(副詞節)の動詞は現在で書く。
5) have rained  「地面がぬかるんでいる。昨夜雨が降ったに違いない」
第1文が今現在の状態を示すので、昨夜どうだったのかを考える。

It must rain.「雨が降るに違いない」(つまり雨はまだ降っていない)
It must have rained.「雨が降ったに違いない」(つまりもう雨は降った)


助動詞+have+過去分詞~の文を練習しましょう。
31ページのCの例文と解説を読み、確認問題Cをやってみましょう。
出来た人は、32~33ページのSTEP1の7と8をやりましょう。よく出来た人はSTEP2の2にも挑戦してください。
質問のある方はこのサイトのメールフォームからお願いします。


次回は問3です。同意問題で、全3問です。




 




今回からリード英語Ⅰの「まとめのテスト」を解答解説を開始します。復習問題として、STEP1やSTEP2から問題をいくつか取り上げていきたいと思います。

「まとめのテスト」は、目次の項目の順番通りに学習を進め、その終わりに解くというのが一般的です。しかし、「まとめのテスト」は、工夫すれば色々な用い方が出来ます。
例えば、リード英語Ⅰを使用して復習したい、と思うならまず最初に「まとめのテスト」を通してやってみましょう、ここで大体の力がわかると思います。
そこで注意したいのは「まとめのテスト」が扱っている項目です。たとえば、リード英語Ⅰのまとめのテスト1は、以下の学習項目を含んでいます;

第3章/基本時制
第4章/完了形
第5章/助動詞
第6章/受動態

この項目に注意し、まとめのテストを解いていきます。かなり広範囲に渡っていますが、どの問題がどの問題かに注意しながら解いていき、採点する時にはどの項目の問題が解けなかったのかに注意し、自分の弱点項目を考えてみます。弱点項目がわかったら、その項目を徹底復習すればいいです。
そしてその復習が終わったら、もう一度まとめのテストを解きます。

今回は、このようなやり方を用いて学習します。


さて、リード英語Ⅰの「まとめのテスト1」の扱う項目を上に書きましたが、その内容をざっと見て行きますと;
第3章では、高校英語として、いくつかの未来表現(未来形の代用)と未来進行形が入って来ます。
第4章では過去完了を初めて学習します。
第5章では、wouldやshouldの用法とその他の助動詞、それから助動詞+完了形(have+過去分詞)の形が入ってきます。
第6章は、助動詞+受動態の形、群動詞と受動態の慣用表現がメインと言えます。

中学英語の基本を踏まえて学習しましょう。



それではまとめのテスト2の問1の解答解説に入ります。
問1は4択問題です。日本文が付けられていないので自分で文の意味を考えて解かねばなりません。全部で5問。

【問1の解き方・考え方】
1)時制の問題。二つ目の文章のwhen I saw her a while agoに着目する。選択肢の動詞の時制にも注意。
2)群動詞の受動態。選択肢から、speak to~「~に話し掛ける」から意味を考え、受動態で形を考える。
3)助動詞+have+過去分詞。始めの文の意味を考えて第2文の時制と意味を考える。
4)完了形の問題。for five yearsとあるので、継続の完了時制を選びたいがその場合イかエのどちらがこの文の意味と形に合うのか。
5)Aの言っている事からBの言っている時制を考える。I wonder~「~かしら」wonderの後ろは名詞節が来る。ここでは間接疑問の形。この時のwhenの品詞に注意し、時制はどうなるか考える。


解答
1)正解はウ。
「順子は何をしているのか知ってますか」「ええと、しばらく前に私が見たときは本を読んでいました」
2)正解はイ。
「帰宅途中で太郎は見知らぬ人に話し掛けられた」
群動詞speak to+人のtoは、受動態にした時落とさずbe spolen to by~とする。


前置詞までを動詞の固まりとしてとらえ、前置詞の後ろにある名詞を目的語と考え、by~を加えることが出来る。
例)
laugh at→be laughed at by~
take care of→be taken care of by~
put off→be put off by~


3)正解はイ。
「彼女の作文の英語はうま過ぎる。彼女が自分でそれを書いたはずが無い」
can't+have+過去分詞「~したはずがない」
最初の文から考えて、彼女が作文を書いた時点は過去の事なので、「それを書いたはずが無い」と考える。
can't +動詞の原形「~するはずが無い」
can't +have +過去分詞「~したはずがない」

4)正解はエ。
「ニックはフランス語を5年間勉強しているのでかなり上手に話せる」
ここでは現在完了の継続を考える。
アは現在進行形:現在進行中の動作を示すもの。
イは現在完了だが受動態なのでここでは意味が通らない。
ウのwould+have+過去分詞は主に仮定法過去完了で用いる形。継続の意味はない。

5)正解はエ。
A:まだビルはあなたの車を使っているの。
B:はい。いつ返してくれるんだろう。
AのセリフからBの話はこれからのことであるとわかるので、まずアとイが消える。
whenの品詞を考えると、wonderの目的語はwhen以下の名詞節。


whenは以下のように使い分ける;
・疑問詞「いつ」(名詞節):未来の文は間接疑問文では未来形で書く。
・接続詞「~する時」(副詞節):主節が未来の時もwhenの動詞は現在で書く。
・関係副詞(形容詞節):先行詞を修飾する。


この問題形式をやる時、どうしても選べないときは何故これが正解なのか、何故他はダメなのか考えて取り組んでみましょう。入試や英検では必ず出題される形式なので、多く取り組んでください。

次回は問2です。与えられた動詞を文の中で適切な形に変える問題です、これも全5問です。





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