高校リード英語問題集BLOG

新人講師と高校生のための高校リード問題集解答解説


新学習指導要領の導入が2013年度から順次始まります。従来の「英語Ⅰ・Ⅱ」に代わり「コミュニケーション英語Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅱ」(Ⅱは2014年度から)というように新課程が導入され、それに合わせて各検定教科書・問題集も一新されます。基本的に、文法は「コミュニケーション英語Ⅰ」で学ぶという姿勢であるようです。
リードの「英語Ⅰ」と「英文法A」にもそれに合わせ新版が出ましたが、「コミュニケーション英語Ⅰ」における変更が反映されたものと考えられます。塾でリードを使う講師・個別指導員はそれを押さえておいて欲しいと思います。

そこで、リード英語問題集上「どのような内容変更があったのか」「どこに注意すべきか」質問を幾つか頂きましたので、以下に「リード英語Ⅰ」の変更内容を書いてみたいと思います。



・構成上、巻末の「重要基本文のまとめ」は「基本文のまとめ」となり、章毎の例文と和訳を全て巻末で確認できるようになりました。
・第10章として「使役動詞・知覚動詞」が加わりました。
→したがって「まとめのテスト(2)」の扱う項目が、「第7章不定詞」「第8章動名詞」「第9章分詞」「第10章使役動詞・知覚動詞」「第11章分詞構文」の5項目となりました。まとめのテスト(2)の内容は変更無しです。「使役動詞、知覚動詞」は旧版では「分詞」の章にも少し入っていましたが、新版では例文・問題数が増えたことになります。
・「第11章分詞構文」の例文(4文追加)と例題Bが加わりました。
→完了形の分詞構文、否定の分詞構文、独立分詞構文の基本例文と、それに伴った確認問題Bが1題(全6問)。STEP1・STEP2の内容は変わっていません。

塾では新版を購入ということになると思います。やむを得ず旧版で指導する講師は、新しく加わった箇所は押さえる様にしておいて下さい。(持っている生徒がいたらコピーをとらせてもらう等して対応して下さい)。


他は基本文・問題内容に大きな変更はないので、上記に挙げた、新しく加わった項目に留意して指導してください。
その他、何か気が付いた点等有りましたらお知らせください。








今回から、ご要望があればこのブログ上で短期集中講座として数日に分けて解答解説を行います。今回はご要望の多かった「英文法B」から「第3章基本時制STEP2」です。


第3章基本時制(現在,過去,未来)のSTEP2は大問3つ。
1は語法文法で4択問題で7問。
2は英文整序問題で3問、日本語訳が与えられています。
3は英作文です(ヒントなし)。

以下に解説、次に解答の順で進めます。答えだけを写すのではなく理解しながら解答して行きましょう。


第3章STEP2の解説
問1)
1 「気分転換にこっちの道を行こうか」「うん、そうしたいなら」
承諾の表現if you like(=if you would like to go this way for a change)
2 「私は子供の時三年間中国に住んでいた、しかし今は全く中国語を話せない」
3 「最初はジャネットは生魚(刺身)は好きではなかったが今は好きだ」
4 「誰が自転車を発明しましたか」
5 「半時間横になるよ、夕べよく眠れなかったんだ」
「半時間横になるよ」の部分が無ければイでも可能だが。
6 「今日の新車は平均3500ポンドの重さがあるが、7年前は4500ポンドの重さだった」
動詞weigh「重さがある」 アはその名詞形。
7 「夕べは何をしましたか」「テレビを見てピアノを練習して、宿題をしました」

問2)
1 1語不要なので全部並べてしまわないように気をつける。
your effort「君の努力」が与えられていてこれが主語(S)。
動詞をさがす。助動詞があれば動詞の原形を助動詞の後に続けて述語(V)とする。
→助動詞will 動詞の原形be
「むだにはならないでしょう」とあるので否定文。
→will not be
2 
「どの校則に一番悩まされましたか」→「何の校則が貴方を一番悩ませたか」
物を主語にしてSVO、動詞の時制は過去で考える。
S=「何の校則」
「校則」school rule
→What school rule が主語。
V=「~を悩ます」 bother
O=「あなた」 you
「一番」 most  副詞muchの最上級で程度を表す。

3  1語不要なので1同様語数に気をつける。
「私たちが立ち去ろうとする」という文と
「ちょうどマシューが挨拶してきた」の文を別々に考えてみる。
「~しようとする」 は、be動詞wereがあるのでbe about to~を使う。
「立ち去る」 take off
「挨拶する」 say hello

問3)
1 「~してくれませんか」 Will you~?の依頼の形を使う。
「こっちへ来て私の手伝いをする」 come (over) here and help me
andはtoでも可。

2 命令文。
「ここにいなさい」という文と
「あなたのお母さんが戻って来る(まで)」という文とを分けて考えてみる。
「ここにいる」→「ここにとどまる」 stay here
「戻って来る」 come back
「~まで」till (until) 従属節の時制に注意。


解答
問1)
1 イ
2 ウ
when I was a child とあるので現在完了は使えない。
3 ア
but now とあるので現在形を選ぶ。but now she likes raw fishを置き換える。
likeは一般動詞で一般動詞の繰り返しを避けるために代動詞doを用いる。ここでは3単現。
4 イ
自転車が発明されたのは過去のことなので過去形。
5 イ
横になりたいのは眠れなかったからであろうと考え否定文を選ぶ。last nightとあるので過去の一定の時点を指す。
6 ウ
主語がNew cars today なので複数形で、動詞は現在形。
7 ア
夕べのことを聞いているので過去形を選ぶ。
(watched, practicedと過去形で答えているのでそれに倣う)


問2)
1 will not be in vain
useless 「無駄な;無益な」を使うと1語以上不要になってしまうので、他の表現を使う。
in vain= uselessで覚える。
2  school rule bothered you most
3 about to take off when Matthew said
ここではscarcelyが不要。
Scarcely had we taken off when Matthew said hello. の引っ掛け。 
「私たちが立ち去ろうとするや否やマシューが挨拶してきた」
(倒置の形と時制のズレ(過去完了と過去形)に注意が必要な構文)


問3)
1 Tom, will you come  over here and help me?
2 Stay here until your mother comes back. 
主節の「お母さんが戻ってくる」のは未来のことだが、従属節の「お母さんが帰ってくる」は時を示す従属接続詞を使い(ここではtillまたはuntil)、動詞の時制は未来ではなく現在形を用いて表す。


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【高校リード英語問題集BLOGよりお知らせ】
BLOGを覗いて下さってる方々いつもありがとうございます。
最近は講師の都合で中々更新できず申し訳ないです、が、質問はメールで一問一答でお答えしておりますのでどんどんお寄せ下さい。お待ちしております。

さて今回なのですが、差し迫ったような?高校二年生の方のご要望にお応えしました。いかがだったでしょうか。
(本来は一問一答ですが、このたびは基本時制を取り扱って欲しいとの要望と解釈しました)
ところで英文法BのSTEP2ですが、難度の高いものが含まれており、質問も一番多いです。
試験前など集中的に学習ヘルプを行いますので(こちらの時間の都合にもよりますが)、出来るだけ早めに要望を出して下さい。
こちらのブログ上で一問ずつ対応していきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。


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リード英語Ⅰの「まとめのテスト」を解答解説します。復習問題として、STEP1やSTEP2から問題をいくつか取り上げていきたいと思います。

リード英語Ⅰのまとめのテスト1は、以下の学習項目を含んでいます;

第3章/基本時制
第4章/完了形
第5章/助動詞
第6章/受動態

この項目に注意し、まとめのテストを解いていきます。どの問題がどの問題かに注意しながら解いていき、採点する時にはどの項目の問題が解けなかったのかに注意し、自分の弱点項目を考えてみます。弱点項目がわかったら、その項目を徹底復習します。
そしてその復習が終わったら、もう一度まとめのテストを解きます。


さてその内容をざっと見て行きますと;
第3章では、高校英語として、いくつかの未来表現(未来形の代用)と未来進行形が入って来ます。
第4章では過去完了を初めて学習します。
第5章では、wouldやshouldの用法とその他の助動詞、それから助動詞+完了形(have+過去分詞)の形が入ってきます。
第6章は、助動詞+受動態の形、群動詞と受動態の慣用表現がメインと言えます。

中学英語の基本を踏まえて学習しましょう。



それではまとめのテスト1の問2の解答解説に入ります。
問2は与えられた動詞を文中で適切な形に変える問題。時制、受動態の問題です。
時制の問題は、大抵必ず時間を示す決め手の語句がありますので、それを見つけながら解きましょう。
日本文が付けられていないので自分で日本語訳を考えて解きます。全部で5問。

【問1の解き方・考え方】
1)ago に着目する。~agoとあれば、主語の動詞の形は決まっている。
2)since 1996に着目。時間の継続を示すsinceなので時制は決まってくる。
3)疑問詞のある受動態の文。
4)as soon as以下が時を示す。主節Let's go shoppingは未来に起こる事、そうなるとas soon as~の文の動詞は現在か未来か。
5)第1文の意味を考える。第2文のlast nightとの時制のズレと日本語の意味に注意。


解答
1) saw  「数年前私は京都で旧友と会った」
2) have known  「ジョンとメアリは1996年からの知り合いです」
3) broken 「この窓は誰によって割られましたか(→誰がこの窓を割りましたか)」
4) comes  「ケイトが帰宅次第買物に行こう」
主節の動詞が未来でも、時の接続詞のある文(副詞節)の動詞は現在で書く。
5) have rained  「地面がぬかるんでいる。昨夜雨が降ったに違いない」
第1文が今現在の状態を示すので、昨夜どうだったのかを考える。

It must rain.「雨が降るに違いない」(つまり雨はまだ降っていない)
It must have rained.「雨が降ったに違いない」(つまりもう雨は降った)


助動詞+have+過去分詞~の文を練習しましょう。
31ページのCの例文と解説を読み、確認問題Cをやってみましょう。
出来た人は、32~33ページのSTEP1の7と8をやりましょう。よく出来た人はSTEP2の2にも挑戦してください。
質問のある方はこのサイトのメールフォームからお願いします。


次回は問3です。同意問題で、全3問です。




 




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